Dogs & Demons (Japan)

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Dogs & Demons (Japanese)

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『犬と鬼』知られざる日本の肖像
"Inu to Oni" Shirarezaru Nihon no Shozo

Introduction

This book tells the tale of Japan's malaise since 1990.  It combines a study of the financial world, the bureaucracy, and culture, to get at the roots of Japan's modern troubles.  Environmental destruction caused by a runaway construction industry and other issues underlie what I and many Japanese see as profound cultural trouble. This book gives voice to these Japanese commentators who have so far not been heard above the chorus of Western praise for Japan's postwar successes.

In 2002, I did a Japanese translation, Inu to Oni, which was published by Kodansha. The subtitle, Shirarezaru Nihon no Shozo, means "Portrait of an Unknown Japan."

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Articles & Interviews

Keizai Report

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コンクリートで固められダムになる美しい山河や、全長の55%もがブロックやテトラポッドで覆われている海岸。不法 投棄の産業廃棄物の山と、そこから流れ出すダイオキシン。電線が空中を走り、けばけばしい広告看板をつけたビ ルがごちゃごちゃと建ち並ぶ街なみ。そして、全国に増え続ける多目的ホール、テーマパーク、人工島、高速道路な どの無意味なモニュメント。こんな光景を美しいと思っている日本人はひとりもいないだろう。なぜこんなものを作った のか、なぜこんな国になってしまったのかと著者に問われるのは、まったくお恥ずかしい限りである。 >>

Aa, kento chigai no kuni nippon, 2001 Oct 3
「ああ、見当違いの国日本 」 Japan Newsweek

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Translation into Japanese of review by Andrew Nagorski published originally in English, June 25, 2001

Keizai Report

エディターレビュー:
   日本で育ち、日本をこよなく愛するアメリカ人である著者が、怒りと悲しみを込めて現代日本の病理を暴く。破壊される 自然環境、ちぐはぐな都市建築、日本の魂を崩壊させる官僚政治。慢性的に進行する日本の「文化の病」を、丹念 に掘り起こしてわれわれ日本人に突きつける、衝撃の1冊。
   コンクリートで固められダムになる美しい山河や、全長の55%もがブロックやテトラポッドで覆われている海岸。不法投棄 の産業廃棄物の山と、そこから流れ出すダイオキシン。電線が空中を走り、けばけばしい広告看板をつけたビルがごちゃ ごちゃと建ち並ぶ街なみ。そして、全国に増え続ける多目的ホール、テーマパーク、人工島、高速道路などの無意味な モニュメント。こんな光景を美しいと思っている日本人はひとりもいないだろう。なぜこんなものを作ったのか、なぜこんな国 になってしまったのかと著者に問われるのは、まったくお恥ずかしい限りである。

   著者がその原因として指摘するのは、責任が不明瞭なまま機能してしまう行政システムと、その根本にある日本独特 の官僚制度である。外国人の視点で見ると、日本の官僚制度の奇異さがよくわかる。天下りで個人的な利益を得る 、特殊法人の運営で省庁が潤う、族議員とパイプを作り政界とも通じる。この馴れあいシステムによって、多額の公金 が本当に必要なところには施されず、官僚にメリットを与えるところに注がれる。

   自分たちに従順におとなしく従う国民を、都合よく作りだす教育システムまで官僚は作ったのだと著者は言う。子どもた ちは足並みそろえて行動することを強要される。がんばることは美徳と教えられるが、これはひどい環境でも耐え忍べとい うことだ。教育制度不信から子どもの塾通いが増え、子どもはいつも忙しくてがんじがらめになる。そしてその後の大学 生活で、成績など問われず無為に遊んで過ごせば、分析的な思考法や独創的な発想能力、自然環境に対する愛 情などを持たない骨抜きの腑抜けができあがるのは当然だ。

   韓非子の故事から取ったというタイトルは、抜本的な解決が難しい日本の諸問題を「上手に本物らしく描くのが難しい 犬」にたとえ、日本で行われている数々の無意味な施策を「どうとでも描ける想像物である鬼」にたとえて付けられてい る。

   外国人が日本に対して何かを要求するのはおかしいという信念から、本書には「日本はこうすべきである」という表現は いっさいない。が、1900年代前半の、大日本帝国の拡大とその後の悲劇的結末へのプロセスと同じ道筋を、今また日 本はたどっているという著者の警告を、われわれは真摯に受けとめるべきだろう。(篠田なぎさ)
 

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カスタマーレビュー:
おすすめ度: 圧倒的な調査力と外国人ならではの視点
まず何より外国人である著者の調査力に圧倒される。日本が土建国家と呼ばれる所以がまさにこの本に綴られている 。年間日本国内でどれだけ多くのコンクリートが(無駄に)消費されているのか、緻密な調査の結果得られたデータの 裏づけをもって紹介。また近年増え続ける花粉症患者の理由も具体的に記されている。この本を読むまでは、花粉症 の原因について深く考えたことも無かったが、実は日本で増え続けている花粉症は、森林の過剰伐採という環境破壊 がもたらした副産物であるということが著者のおかげで分かった。日本の政府が経済に重点を置きすぎるあまり環境への 配慮を怠り、過去には存在しなかった病をも国民にもたらしている現実。その他にも、堕落の一途をたどる日本の教育 や官僚主導型の好ましくない政治等、著者は外国人としての独特の目線から、私達日本人が、ともすれば見過ごし てしまうような問題点をとことん追求し、日本社会に警鐘を鳴らしてくれている。普段当たり前に感じて目を向けずにい る事柄にも、鋭い洞察力を働かせて自ら"なぜ?"を考える習慣を身につけようと思わされた一冊。

おすすめ度: 末期患者日本
隠蔽、捏造は日本人のお得意分野です。いまさら驚きませんが、本書の次から次へと提示される異常事態にはさすが に気が滅入ります。
比較的短い第12章だけでも、手に取ることがあれば読んでみてください。
この国で私たちは子供を育て、老後を預けなければならないのですが、ここを読むと、気が滅入るどころか、目の前が真 っ暗になってしまいます。高齢化社会、年金、健康保険などお金に関することに触れていますが、明らかに国政の失敗 としか言いようがありません。私たちは税金を納めているのではなく、やはり搾取されているのです。

今の日本には私たちの老後を幸福にしてくれる力はありません。
本書を読むと日本という国がいかに私たちの生活の害になっているか非常によくわかります。
今この�!��!��何が進行しているのかを知り、正しい知識と危機意識を持つことは重要だと思います。
読むとストレスのたまる本ですが強く推薦します。

おすすめ度: 日本人なら必ず読む
環境、経済の問題から漫画まで、日本を愛するKerr氏は現代の日本を
屈しなく分析していきます。日本人でも「それは変だよ、日本」と思うぐらい
事実がドンドン出てきます。是非呼んでください。

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Aa, kento chigai no kuni nippon, 2001 Oct 3

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